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 韓国経済は企業の株価は上がっているものの、企業そのものの業績は悪化しております。そんな中、大手財閥企業であるLGエレクトロニクスはスマートホン事業から撤退するといった情報が入ってきました。
 LGエレクトロニクスはここ最近モバイル市場で苦戦している状態が続いていました。そのため、スマホ事業は赤字が続いており、その金額は過去5年間で約5兆ウォン(約4710億円)の損失を出していましした。先月までベトナムのVingroupとの間でスマホ事業売却が行われていましたが、売却交渉が決裂しており、このLGエレクトロニクスのスマホ事業の動向が注視されております。
 そんな中、LGエレクトロニクスはとうとう決断を下すようです。

 LGエレクトロニクスはスマホ事業から完全撤退するとのことで、この発表はおそらく4月5日に発表されると噂となっています。ただし、現在、スマホ事業には約4,000人の従業員がおり、従業員に対しては正式な発表は現在行っていないようです。
 従業員に正式な発表を行っているとすると、従業員は韓国特有の「ストライキ」を行うため、会社の発表を行ってから各従業員に通達を出すと思われます。


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 韓国の場合、日本と違って政府の政策が労働者に対していろいろ手厚くしてしまったため、労組の力が大きくなり、何かあれば「ストライキ」、仕事をしないで「ストライキ」、会社の業績が悪くても賃金アップを要求した「ストライキ」と「ストライキ」によって自分たちの要求を会社に押し付けてきました。その結果、仕事をしない従業員が増えて事業の業績が悪くなるのも当然なような感じがします。

 LGエレクトロニクスのスマホ事業からの撤退により、各従業員は他の部署へ移動ということも考えられますが、解雇を発表する可能性も十分にあり、現在はどうなるかはまだ分かりません。

 また、LGは顧客に対しては、現在のスケジュールに従ってアップデートを受け取り続けることになっています。が、これも実際どうなるかは不明です。なんせ韓国製品ですから日本のようにアフターサービスは続けるといった当たり前のようなことは望めないのが現状です。

 
 LGエレクトロニクスは今回のスマホ事業を整理し、その力を特に自動車エレクトロニクスに注ぐといった戦略をしているようですが、これも実際にはうまくいかないような感じがします。
 現在、韓国国内の事業はことごとく失敗しています。しかし、株価は上昇しています。これは日本のように企業の業績によって株価が上昇しているのではなく、韓国国民は現在「株ブーム」によって国民が借金してまでも株を購入しているため、「見た目の上昇」になっているのが現状です。そのような株価上昇は「リマンショック」のようにある日突然「泡」となってしまい、一気にはじけてしまいます。そのブラックポイントはすでにすぐそこまで来ており、明日はじけてもおかしくない状況です。しかし、企業は株価上昇しているから業績好調と勘違いしており、株価暴落によってもっと事業を整理しなければならない状況になるのが見えています。

 今回のLGエレクトロニクスのスマホ事業の撤退は韓国経済の実際の状況悪化の情報の一つであり、これから次々といろいろな会社などで、同様の発表が続くと予想されます。まずは、来週のLGエレクトロニクスのスマホ事業の撤退は実際発表されるかどうか注視していきましょう。