通知センターはWindows10では非常に最高のコンポーネントであり、これによってシステムやアプリケーションからの通知を逃すことはありません。しかしながら、何らかの不具合によって通知センターが開かなくなってしまったといったことがあるようです。今回は通知センターが開かなくなってしまった場合の修復方法をご紹介します。
1. エクスプローラを再起動する
2. usrClass.datファイルの名前を変更
上記の場合でも解決しない場合、usrClass.datファイルの名前を変更してみます。usrClass.datはWindows がユーザーのプロファイル内のすべてのデータを格納するファイルです。
方法は次の通りです。
最初に行うことは、システムで何らかの問題が発生した場合にエクスプローラを再起動することです。エクスプローラを再起動すると、大抵は問題を解決できます。何らかの理由でシステムを再起動できない場合は、Windows エクスプローラのプロセスを再起動させます。
- Ctrl+Shift+Esc キーまたはCtrl+Shift+Deleteのキーを押してタスクマネージャを開きます。
- Windowsプロセス内のエクスプローラを見つけ、それをクリックし、下の「再開」をクリックします。
2. usrClass.datファイルの名前を変更
上記の場合でも解決しない場合、usrClass.datファイルの名前を変更してみます。usrClass.datはWindows がユーザーのプロファイル内のすべてのデータを格納するファイルです。
方法は次の通りです。
- win+Rキーを押し、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 次のコマンドを入力します。
%localappdata%\Microsoft\Windows - UsrClass.dat ファイルを見つけて、ファイル名の拡張子の後ろに「.bak」を付けて、 UsrClass.dat.bakという名前にします。
- 既定のファイルは非表示になっています、[表示] をクリックし、[隠しファイル]をオンにすると非表示ファイルが表示されます。
なお、現在使用中のため、ファイルの名前を変更できない場合があります。その場合はファイルはシステムによって使用されているため、名前を変更することはできません。その場合は別のアカウントにログインして同じことをする必要があります。ただし、別のアカウントでログインした場合、UsrClass.dat のパスが異なりますので気を付けてください。その場合のパスは下記となります。
C:\Users\ ユーザー名 \AppData\Local\Microsoft\Windows
3. 通知センターを PowerShell で再登録する
上記でもダメな場合はPowerShell で通知センターを再登録します。
- ウィンドウで検索をクリックし、PowerShellと入力します。
- PowerShell を管理者権限で実行します。
- 開いている青いウィンドウに次のコマンドを入力します。
Get-AppxPackage | % { Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppxManifest.xml" -verbose } - プロセスには時間がかかる場合があります。その後、Windowsシステムを再起動し、通知センターが動作することを確認してください。
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