
USB3.0は高速転送をサポートしており、従来のUSB2.0よりも早くなっています。しかし、USB 3.0ポートに接続する際に、フラッシュドライブ、SDメモリカード、その他のドライブの転送速度が低速になる場合があります。その場合の修正方法をご紹介します。
USB 3.0の転送速度の低下は、ほとんどの場合、Windows 10用のドライバの欠陥によって引き起こされます。次の方法で修正を試みてください。
1. 機器の問題の修正を試みる
Win+Rキーを押して次のコマンドを入力し、機器の診断を行います。
msdt.exe -id DeviceDiagnostic
4. NTFS に FAT32 を変換します。
ドライブのフォーマットが FAT32になっている場合、高速の転送ができない場合があります。その場合、ドライブのフォーマットをNTFS に変換します。データは消えませんが、フラッシュドライブ上のファイルのコピーを作成することをお勧めします。
コマンドプロンプトを管理者権限で開きます。
下記のコマンドを入力します。
msdt.exe -id DeviceDiagnostic
2. USB ドライバの更新
破損したドライバや、互換性のないまたは古い USB ドライバーが存在する場合、データ伝送に影響を与え、低速の原因になってしまう可能性があります。
- Win+X キーを押し、[デバイス マネージャ] を選択します。
- 上部にある[表示] タブをクリックし、[非表示のデバイスの表示]を選択します。
- 「ユニバーサル シリアル コントローラー」展開します。
- 半透明のUSBデバイスを右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します。
- また、現在使用しているすべてのUSB 3.0ドライブを取り外し、PCを再起動します。
- 同様にデバイスマネージャーを開き、先ほど取り外したドライブも半透明になりますので、それらも右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します。
- もう一度PCを再起動します。
- 使用するUSB 3.0ドライブを挿入します。そうすると、新しいドライバが自動的に再インストールされます。
3. ウイルス対策を無効にする
Windows Defender またはサードパーティ製のウイルス対策ソフトウェアは、フラッシュドライブ、SD メモリ カードをスキャンしながらデータをコピーすると、USB 3 データ伝送の速度を低下させることになります。そのため、大きいデータなどをUSBデータに保存する場合はウイルス対策を無効にします。
4. NTFS に FAT32 を変換します。
ドライブのフォーマットが FAT32になっている場合、高速の転送ができない場合があります。その場合、ドライブのフォーマットをNTFS に変換します。データは消えませんが、フラッシュドライブ上のファイルのコピーを作成することをお勧めします。
コマンドプロンプトを管理者権限で開きます。
下記のコマンドを入力します。
convert D: /fs:ntfs
D:この文字はUSBドライブのドライブに合わせてください。間違ってもHDDなどのシステムファイルを変換しないように気を付けてください。
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