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 今回はWindows7ユーザー向けのTipsです。Windows7を使用していると、wmpnetwk.exeのCPうの使用率が高く、パフォーマンスが悪くなる現象が発生する場合があります。この場合の修正方法をご紹介します。

このwmpnetwk.exeは、Windows Media Playerが使用しているプロセスで、外部ネットワークと接続し、 WMPストリーミングに必要なサービスを提供するプログラムです。 しかし、Windows Media Playerを使用していなくても、このwmpnetwk.exeが場合によってWidnows7で50%以上のRAMを占有し、システムリソースを浪費してしまう場合があります。
 この問題を解決するには、wmpnetwk.exeシステムを自動起動しないようにすることで解決できます。方法は次の通りです。

  1. Windowsキー+ Rキーを押して「名前を指定して実行」を起動します。
  2. [ 名前 ]テキストに「services.msc」と入力して[ OK ]をクリックすると、「サービス」が起動します。
  3. Windows Media Playerネットワーク共有サービス(WMPNetworkSvc)を右クリックし、「停止」を選択します。
  4. 次に、Windows Media Playerネットワーク共有サービス(WMPNetworkSvc)をダブルクリックしオプションを開きます。
  5. [スタートアップの種類]ドロップダウンメニューで[ 自動]から[ 手動]に変更します。。 これにより、ユーザーがストリーミングにWindows Media Playerを使用した場合にのみサービスが開始されるようになります。
  6. または、[スタートアップの種類]ドロップダウンメニューで[ 無効]を選択して、サービスを無効にすることもできます。
  7. 適用ボタンとOKボタンをクリックします。
  8. その後、Windows 7を再起動してください。


また、Windows Media Playerをアンインストールすることによって問題を解決できます。この場合は、動画再生をWindows Media Player以外のアプリケーションを使用している場合にお勧めします。
ただし、Windows Media Playerは他のサードパーティ製ソフトウェアと同じ方法でアンインストールすることはできません。 WMPをオフにするには、以下の方法で行ってください。

  1. Windowsキー+ Rキーを押して「名前を指定して実行」を起動します。
  2. [ 名前 ]テキストに 「appwiz.cpl」を入力してOKボタンを押ます。 これにより、[プログラムと機能]のコントロールパネルが開きます。
  3. ウィンドウの左側にある[ Windowsの機能の有効化または無効化]をクリックします。
  4. [ メディア機能 ]をダブルクリックしてそのカテゴリを展開します。
  5. Windows Media Playerのチェックを外します。
すでに、Windows Media Playerを無効にしている場合でもこの症状が出る場合は、マルウェアに感染している場合があります。マルウェアが、wmpnetwk.exeのプロセスとして偽装してい可能性があります。そのため、システムリソースの使用率が高すぎることが発生します。
 マルウェアの駆除はフリーウェア版のMalwarebytesを使ってマルウェアをスキャンし、駆除することができます。