【緊急！】5月21日以降Google Chromeが頻繁にクラッシュし続ける【対処方法】 : 0から楽しむパソコン講座のブログ

　先日から突然世界中でGoogle Chromeがクラッシュし続けるといった現象がが発生し続けています。今回は緊急でこの対処方法を記載します。

　Chromeは5月10日にChrome 90.0.4430.212をリリースしており、それ以降、新しいリリースは行っていません。しかしながら、昨日から突如としてChromeがクラッシュするといった謎の現象は発生しております。今回は新しいリリースを行っていないにも関わらず現象が突如と起きているということです。
　クラッシュの原因は、ブラウザのデータ、拡張機能、および構成設定を保存するために使用されるGoogle Chromeのユーザーデータフォルダの問題によって引き起こされているようです。
ユーザーデータのフォルダのパスは下記となります。ただし、このパスはWindowsのパスです。他のOSの場合はこちらを参照してください。→https://chromium.googlesource.com/chromium/src/+/HEAD/docs/user_data_dir.md#Default-Location

Windows標準のユーザーデータのパス

%UserProfile%\AppData\Local\Google\Chrome\User Data

クラッシュしているユーザーはこの「ユーザーデータ」フォルダのバックアップを作成してください。そして、クラッシュを修正するために次のいずれかの手順を実行することを推奨します。

1.まず、同期データが

https://chrome.google.com/sync

で正確であり、パスワードが

https://passwords.google.com

に表示されることを確認します(パスフレーズを持っている場合は、同期データリンクに反映されません)。

2.現在開いている Chrome インスタンスを閉じます。

3.エクスプローラーを開き、次の操作を行います。 %LOCALAPPDATA%\Google\Chrome\User Data

ディレクトリからLocal Stateファイルを削除します。削除する前にユーザーデータフォルダのバックアップを行っていることを確認してください)

クロムを再オープンします。

上記の手順で問題が解決しない場合は、次の操作を行います。

エクスプローラーを開き、次の操作を行います。

1.%LOCALAPPDATA%\Google\Chrome\User Data

このディレクトリ内のすべてのコピーを取り、デスクトップなどのどこかに保存します

2."User Data" フォルダの名前をUser Data以外の名前に変更します。（例：User Data2など）

Chromeを再オープンします。

現時点では原因は分かっておりません。しかし、上記の方法で解決したといった報告があることから、この方法を試してみるのが現時点ではベストな状態をなるようです。