TATIPAD

 ノート型パソコンを使用していて一番困るのが、タッチパットの誤動作です。誤動作といっても実際文字入力時などに触れてしまうため、変な場所に移動してしまいますが、この動作を防ぐソフトがありますのでご紹介します。
 タッチパットを設定で無効にすればそれで良い話ですが、ノートパソコンによってはタッチパットがPS/2接続のため、無効にすると他のマウスも動作しなくなるとか、外出で使用するため、タッチパットの操作も必要。しかし、文字入力時の動作は止めたいといったケースがあります。今回のソフトは通常のタッチパットの動作は生かしつつ、文字入力時の時だけ一定時間止めるといったソフトになります。

「Touchpad Blocker」というソフトで下記からダウンロードできます。
https://touchpad-blocker.com/download/

 インストールの仕方は特段ありませんので、設定の説明を行います。



touchpadblocker

  インストール終了後、上記の画面が出てきますので、ここで詳細な設定を行います。

1.Automatically run program on startup
 
コンピュータ起動時、自動でこのソフトを起動させる場合はここにチェックを入れます。そうするとスタートアップに登録されます。


2.Show system tray notification(ballons)
 
システムトレイにアイコンを表示させる場合はここにチェックを入れます。通知領域に現在の状況が通知されます。

3.Block accidental taps and clicks
 文字入力中のタッチパットのタップ・クリックの無効化を行う場合はチェックを入れます。
 クリックをブロックする時間を、0.1秒から3秒まで段階的に変更でき、この時間は文字入力を終えてからタッチパットが動作するまでの時間となります。3秒に指定すると、文字入力を終えてから3秒後にタッチパットが機能します。

4.Also block move and wheel events
 文字入力中のカーソルの移動・ホイール機能を制御します。カーソルの移動を無効にする場合はチェックを入れます。これにより、文字入力中はカーソルの移動がなくなります。

5.Beep when click is blocked
 この項目をオンにすると、文字入力中に誤ってタッチパッドに触れてしまい、操作が無効となった際にビープ音で知らせてくれる機能ですが、触れただけでビープ音がなるので、この項目はチェックを外しておいた方が良いです。

6.Turn blocker On and Off
 Touchpad Blockerの有効・無効を切り替えるキーボードショットカットを指定します。通常はこのままで良いと思います。


 実際このソフトを使い、イライラがずいぶん解消されました。自宅ではデスクトップPCのため、タッチパットがありませんが、会社ではノートパソコンのため、文字入力時にこのタッチパットの誤動作で悩まされておりました。このソフトを導入して一気に問題が解消されました。同じようにイライラしている人は導入してみてください。