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 Win10バージョン1607のユーザーは基本的にサポートが終了しておりますが、今回"PrintNightmare" と呼ばれるWindows 印刷スプーラ サービスのリモート コード実行エクスプロイトが実行される恐れがあり、その修正パッチが公開されております。対象ユーザーは今すぐ次の方法で更新を行ってください。
 この更新プログラム以降をインストールした後、管理者ではないユーザーは、署名付き印刷ドライバーのみをプリント サーバーにインストールできます。
 Windowsの既定では、管理者は署名付きおよび署名されていないプリンター ドライバーをプリント サーバーにインストールできます。システムの信頼されたルート証明機関にインストールされているルート証明書は、署名されたドライバを信頼します。
 マイクロソフトでは、現在プリント サーバーの役割をホストしているデバイスを使用して、サポートされているすべての Windows クライアントおよびサーバーオペレーティング システムに、この更新プログラムを直ちにインストールすることをお勧めしております。
 また、ユーザーは、管理者のレジストリ設定を構成するオプションもあります。この操作を行うと、管理者以外のユーザーが、署名付きのプリンタ ドライバをプリント サーバーにインストールできなくなります。

 バージョン1607のユーザーはWindows Updateを使用してこの帯域外の更新プログラムを入手します。 もし、この更新プログラムを受け取れらなかった場合は、Microsoft Update カタログにアクセスして、スタンドアロン パッケージを手動でダウンロードしてインストールします。スタンドアロンパッケージ (.msu ファイル形式) のダウンロード先は次のリンクとなります。

  

https://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=KB5004948

 もし、手動の方法で行う場合は、事前に最新のサービス スタックをダウンロードしてインストールしてください。更新プロセスが停止したり、デバイス上でいくつかの更新関連のエラーをスローしないようにするためです。Windows 10 バージョン 1607 の最新の SSU 更新プログラムはKB5001402となります。