【Win10/7】「アンインストールするのに十分なアクセス権がありません」エラーを修正する方法【Tips】 : 0から楽しむパソコン講座のブログ

　パソコンを長年使用し、ＯＳのアップグレードを行うと、古いソフトをアンインストールしようとすると、「アンインストールするのに十分なアクセス権がありません」といったエラーが出て、プログラムをアンインストールできない場合があります。その場合の修正方法をご紹介します。

　Windows の「アンインストールするための十分なアクセス権がありません」というエラーは、ユーザーアカウント制御または UAC のときに表示されるエラーです。
　このエラーは管理者権限がないユーザーがプログラムをアンインストールしようとするとこのエラーが表示されます。
　しかし、個人で使用しているパソコンで管理者権限を持っているにも関わらずこのエラーが出る場合があります。そのほとんどがOSのアップグレードによってユーザー名の変更や、旧ＯＳ時のアクセス権限が現ＯＳのアクセス権限に何かしらの問題で情報が書き換えられなかった場合に発生する場合があります。

　このエラーはレジストリエントリの変更、影響を受けるシステムファイル、およびシステムの破損に関するその他の問題が原因で発生する可能性があるため、これらの部分を修復するか、ＰＣの必要なデータを更新することで、「アンインストールするための十分なアクセス権がありません」をエラーを解決させることができます。以下の方法で解決を試みてください。

1.レジストリ経由でアプリをアンインストール

[ファイル名を指定して実行] ボックスに regedit と入力して、レジストリエディタを起動します。
レジストリエディタで次のパスに移動します。
コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\
そのパスから各フォルダをクリックしてみます。
DisplayNameにソフトウェア名が表示されますので、対象となるソフトウェアのフォルダを探します。
対象となるソフトウェアのフォルダが見つかったら、[UninstallString]をダブルクリックしてプロパティを開きます。
[プロパティ]ウィンドウが開いたら、[値データ] フィールドからパスをコピーします。
検索ボックスにコマンドプロンプトを入力し、[管理者として実行] を選択します。
開いたら、先ほどコピーしたコマンドを貼り付け、Enter キーを押します。
これにより、アプリケーションが事実上アンインストールされます。