WinXPIMG
 前回に引き続き、今さらながらWindowsXPの再インストール方法をご紹介します。今回はSP適用編をご紹介します。


 WinXPはOSの中でも最も長く使われたOSとなります。そのため、OS修正箇所やセキュリティの強化などから、数年ごとにセキュリティパッチ(通称SP)がリリースされ、適用しております。このSPにはセキュリティ修正の他に新機能などのアップデートも含まれております。今回はこのSPの適用方法をご紹介しましょう。

 まず、インストールされたXPのバージョンを確認します。
 インストールCDに「SP〇適用済」(○の中には数字)と書かれていますので、インストールCDがどのSPが適用なっているか確認します。

 1.何も書かれていない場合はSP2から適用します。(SP2はSP1の内容も含まれているため、SP1の適用は行わなくてもOKです。)
 2.SP1適用済と書かれている場合、SP2から適用します。
 3.SP2適用済と書かれている場合、SP3から適用します。
 4.SP3適用済と書かれている場合、最終SP適用済です。

現在はWinXPのSPはMicrosoftからのサイトではダウンロードできませんので、Internet Archive「Wayback Machine」のMicrosoftWebのアーカイブから入手します。

WinXP SP2入手先


WinXP SP3入手先
https://web.archive.org/web/20120711115630/http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=24



 SP適用後、その他の修正パッチをインストールしなければなりませんが、非常に時間がかかります。もしかしたらサポート終了ななのでWindowsセキュリティセンターが機能しない可能性があります。そこで有志らで作られたSP4なるものを適用します。
 このSP4サービスパックは、マイクロソフトによって提供されたものではなく、最新のOSにアップグレードすることができない事情があってWindows XPを使い続けざるを得ないユーザー向けに更新したSPで、現時点までに入手可能なあらゆる更新プログラムや修正プログラムをまとめているものです。

このSP4の最新バージョンはWindows XP SP4 Unofficial 3.0となります。

下記から入手してインストールします。



これで、WindowsXPの最終時点のセキュリティパッチはすべてインストールされたことになります。

次回はXP時代に管理人がホームページで公開していた各トラブルのFAQ集を掲載します。これでXP時代の細かいトラブルを解決できるかもしれまんせん。