一部の Windows ユーザーから、Outlook が開いた直後に自動的に閉じるといったエラーが報告されています。この現象はさまざまな理由が考えられますが、このエラーを解決する方法説明していきましょう。
Outlookが開いた直後に閉じる原因は、Outlook本体のファイルやシステムファイルの破損、アドインの過多など様々です。以下の方法で一つずつトラブルシューティングを行ってください。
1. PSTファイルの修復
受信トレイ修復ツール「Scanpst.exe」を使用して、破損したOutlookのPSTおよびOST個人データファイルを修復します。このツールをコンピュータで検索し、実行してください。
2. 本体ファイル・システムファイルの修復
コントロールパネルからOutlookまたはOfficeを右クリックし、[変更]を選択してOfficeアプリケーションを修復します。
3. Outlookのハードウェアアクセラレーションを無効にする
ハードウェアアクセラレーションがOutlookの問題を引き起こしている可能性があります。Outlookを開き、[ファイル]タブから[オプション]を選択し、[詳細設定]で[ハードウェアのグラフィックスアクセラレータを無効にする]にチェックを入れ、[OK]をクリックしてください。その後、問題が解決するか確認します。
4. Outlookアドインの削除
複数のアドインがインストールされている場合、それが問題の原因かもしれません。Outlookを開き、[ファイル] > [オプション] > [アドイン]に進み、全てのアドインのチェックを外して[OK]をクリックします。その後、問題が解決するか確認します。
5. マイクロソフトオフィス構成アナライザツールの使用
Office構成アナライザツールを使用して、インストールされているOfficeプログラムの詳細なレポートを取得し、既知の問題を確認します。
6. Outlookが最小化されると閉じる問題
最小化ボタンをクリックしてOutlookが閉じてしまうように見える場合、実際には通知領域に最小化されている可能性があります。Outlookのウィンドウを最小化したときにタスクバーに表示されるようにするには、[最小化時にOutlookを非表示にする]オプションをオフにしてください。
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