JPEGIMG
 画像の保存形式の種類の中に.jpgと.jpegの2種類がありますが、.jpgと.jpegの違いは何なのでしょうか?疑問に思う人がいるかもしれません。この違いを今回は説明します。
 .jpgと.jpeg、昔は違っていましたが、現在は.jpgと.jpegは全く同じになります。この違いは昔のなごりからそのままずーーーっと使っているのです。
 厳密にいうと、jpgはWindows上で保存する場合、.jpegはlinux および Mac コンピュータで保存する場合に使用しています。というか最近ではこの隔たりがなくなりました。実際には.jpegが正しい?と言われていますが、昔のWindowsやMS-Dos時代には拡張子が3文字まで使用することが出来なかったため、.jpegを略して.jpgにしていたみたいです。
 現在のWindowsは拡張子の文字数が3文字という制限がなくなったため.jpegでも使用できるようになりました。
 ややこしいので、統一できないか?といった意見もあると思います。統一しようとしても統一出来ないのが現状です。
 Mac コンピュータの場合、古くからDPE技術端で広く使用されてきました。(印刷会社やデザイン会社)そのため、.jpegという拡張子のデーターがいっぱいあるのです。
 逆にWindowsはファミリー向けや一般企業向けに使用されてきました。こちらも写真データなどの.jpgという拡張子がいっぱいあります。
 そんなわけで今更統一化なんて面倒だし、無理だということで、このままそーっとしている状態になっています。

 そんな中、一時期Jpeg2000という規格が使われていました。Jpeg2000の拡張子はjp2、j2k、jpf、jpx
、j2cなどがあります。国際規格(ISO)にも設定されているきちんと規格ですが、現在はほとんど使われておりません。Jpeg2000は.jpegと違い、簡単に言うと圧縮してもきれいな状態にできるといった形式でした。

 しかし、画像のファイルサイズが大きくなるため、当然Web上では重たくて使い物になりません。
現在の光回線だったら多少許されるかもしれませんが、昔のアナログ、しかもテレホーダイを使っていた時代にこんな重たい画像ファイルを使用されるとたまったものではありません。
 また、Jpeg2000の形式で良い品質の写真を保存しても、ハードドライブの容量が多くなるだけで、等身大の写真を出力するならまだしも、通常はL版・大きくて2L版で奇麗であればよいので、ユーザーはそこまでの奇麗さを要求しなかったため、現在はこのJpeg2000形式はほとんど見かけなくなりました、