Microsoft Edge 105は、セキュリティモードの改善や新しいグループポリシーなど、多数の機能強化とともにリリースされましたが、リリース後にWindows レジストリの非推奨の MetricsReportingEnabled ポリシーによって問題が発生しており、Edgeが立ち上がらないといったトラブルが起きてるようです。この問題についての修正方法をご紹介します。
問題のあるポリシーは MetricsReportingEnabled ポリシーで、レジストリHKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edgeにあります。このポリシーはMicrosoft Edge ユーザーは、使用状況またはクラッシュ関連のデータを Microsoft に報告することを有効または無効にするもので、値は「0」または 「1」になりますが、双方の値は入っていても問題を引き起こしているようです。
このポリシーの値は実はMicrosoft Edge 89 以降非推奨となっているため、このレジストリそのものを削除しても問題がなく、削除することによってこの問題が解決できます。
削除する方法は次の通りです。
このポリシーの値は実はMicrosoft Edge 89 以降非推奨となっているため、このレジストリそのものを削除しても問題がなく、削除することによってこの問題が解決できます。
削除する方法は次の通りです。
- スタートメニューを右クリック→「ファイル名を指定して実行」→「regedit」と入力
- レジストリエディッターが開きます。
- 上部のアドレスバーに下記のパスをコピー・貼り付けします。
コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge - 「MetricsReportingEnabled」を見つけ、その値を右クリックし「削除」します。
- 同様に次のパスをアドレスバーにコピー・貼り付けします。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge - 同じく「MetricsReportingEnabled」を見つけ、その値を右クリックし「削除」します。
- コンピュータを再起動します。
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