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 コンピュータを長年使用していると、RAMの障害が発生しやくすなります。注意すべきいくつかの兆候と、死にかけているRAMを診断する方法を次に示します。
 デバイスを適切に管理すれば、ほとんどのパーツ・周辺機器は長期間機能し続けますが、電子部品のデリケートな性質は、物理的に部品が衰え始め、その衰えの影響が大きいパソコンのRAMほど影響を受けやすいものはありません。
 RAMの不良の兆候のいくつか知ることによって、これらの兆候が出た場合は、RAM障害が差し迫っていることを示している可能性があります。

 RAM障害は無視できるものではなく、あらゆるコンピューターの最も重要な部分の1つです。また、パソコンのすべてのコンポーネントの中で最も高い故障率の部品の1つとなっております 
 RAMは、いつでもアプリがスムーズに実行できるように担当しています。また、最大のRAM占有は通常、オペレーティングシステムとWebブラウザーですが、プログラムが複雑なものほど、実行時により多くのRAMが必要になります。

 最も一般的なRAM障害の症状の兆候を次に示します。

1.パフォーマンスの低下

 RAM障害の最も顕著に出てくる兆候の1つは、時間の経過とともにパフォーマンスが低下することです。


 最初に電源を入れた後、コンピュータが完全に動作しているのに、長時間使用するほど処理速度など全体のパフォーマンスが低下する場合は、RAMに問題が発生している可能性があります。この問題は、PhotoshopやWebブラウザーなどのメモリを大量に消費するアプリで特に顕著になります。
 もちろん、パフォーマンスの低下は、RAMの障害が問題の原因ではないかもしれません。例えば、誤動作しているプログラムがCPUの消費を大きくしているか、ブラウザなどを使用していて、メモリリークが発生している可能性もあります。メモリーリークの場合はアプリケーションなどの大きな課題となっており、メモリリークを解決するには、メモリ開放ソフトなどで無駄なメモリ領域を解放するしかありません。システムの使用状況を確認でき、パフォーマンスの低下の原因を特定できない場合は、RAMの状態である可能性があります。
 RAM障害かどうかをテストをする1つの方法として、パソコンを再起動してみることですが、再起動後、アプリを起動しないでください。アプリを実行しなくても時間が経つにつれてパフォーマンスが低下するなど同じことが続く場合は、新しいRAMモジュールの購入を開始する時期かもしれません。


2.ランダムクラッシュ

 パフォーマンス低下のポイントと同様に、コンピュータがランダムにクラッシュ・ブルースクリーンが出たからといって、必ずしもRAMに障害があるとは限りませんが、故障している可能性があることを示しています。
 特に、クラッシュ時の状況に一貫性がないように見える場合に特に当てはまります。たとえば、特定のアプリを開こうとするたびにWindowsで死のブルースクリーンが表示される場合は、ハードウェアではなくアプリが原因である可能性がありますが、。ただし、クラッシュが警告なしにいきなりランダムに発生することがわかった場合は、RAMが原因である可能性があります。また、何も操作していなくても、時間が経つとブルースクリーンが発生する場合もRAM障害の可能性が高くなります。
 デスクトップを表示した瞬間にPCが再起動したり、新しいものをインストールしようとするたびに頻繁にブルースクリーンになる場合がありますが、この場合、ディスクチェックを行っても正常な場合はRAM障害によるものとなります。

3.BIOSの読み込みに失敗する

 コンピューターの電源を入れると、ほとんどの機種の場合大きなビープ音が鳴ります。これは、最初の起動時デバイスの状態かどうかを確かめている合図であり、ビデオおよびメディアハードウェアが正しく認識されると初めてOSの起動を行います。
 このとき、ビープ音が聞こえない場合や、ビープ音が鳴りっぱなし、ビープ音が複数回一定間隔で鳴るといった症状が出た場合はRAMの不良が原因である可能性があります。電源投入時ビープ音が複数回一定間隔で鳴る場合は、ビープ音の鳴り方でどのような不具合が発生しているかどうか認識できます。製造会社のホームページで鳴り方による原因の特定が公開されています。
 また、オペレーティングシステムが起動しようとすると、画面上に警告メッセージが表示される場合もあります。この場合はBIOS起動時にRAM領域チェックという機能をONにしている場合にRAMエラーが検出されると表示されます。

 ただし、気を付けなければならないのがRAMの誤動作だと断定できるわけでもく、自作パソコンなどを使用している場合、問題は代わりにビデオカードである場合もあります。この場合はビデオカードの読み込みに失敗する場合が多く、その原因はビデオカードの不良や、接続箇所が緩くなっているなどの原因もあります。



4.データファイルなどが破損する

 頻繁にアクセスして使用するファイルが突然破損し、開くことができない場合があります。この場合、RAMが破損しているもう一つの明確な兆候となります。特に破損したファイルがますます見つかり、問題が時間の経過とともに悪化している場合は、RAM破損が深刻であり、至急対処が必要になります。一見ディスクなどの欠陥だと思ってしまいますが、RAMの欠陥が原因でハードドライブの構造が劣化しているためです。最終的には、OSファイル破損に繋がりPCがまったく起動できなくなります。

5.システムRAMの表示が正しくない

 タスクマネージャーやシステムのバージョン情報などで表示されるRAMの量などが誤ったデータが表示される場合は、RAMの不良の兆候である可能性があります。




RAMに本当に欠陥があるかどうかを確認する方法


 上記でのいずれかが発生しても、本当にRAMの問題であるか確信でいるわけではありません。電源の不良、CPUなどの過度の熱による障害、コンピューターウイルス/マルウェア、オペレーティングシステムのインストールの破損、またはその他のハードウェアコンポーネントの障害など、いくつもの原因が考えられます。
 ただし、これらの問題のいくつかが定期的に発生する場合は、RAMに障害があるこ可能性があるため、いくつかの診断テストを実行するのが賢明です。

 Windowsには、メモリ診断ツールが組み込まれています。これを実行するには、Windows キー + R キーを押し、mdsched と入力して Enter キーを押します。PCを再起動するように求められます。その後、自動的に再起動してデスクトップに戻る前に、いくつかのテストを実行します。問題が見つかった場合は、タスクバーの通知に表示されます。

 または、Memtestを試すこともできます。これは20年以上前から存在しており、最も一般的ななRAMテストツールです。

 システムがRAM障害の兆候を常に示していると確信している場合でも、コンピューター用に新しいRAMを急いで購入しないで、まず上記で示した方法を使用してRAMを確認します。チェック後、RAMが実際に故障していると判断した場合、解決策は1つで、物理的にRAMを交換するしかありません。より多くの問題を避けるために早急に交換を検討する必要があります。また、中古のRAMを使用する場合は当然障害がある場合もありますので、交換後異常がないかもう一度チェックする必要があります。