【Win11】エクスプローラーパフォーマンスを加速する方法【バグ？】 : 0から楽しむパソコン講座のブログ

　最近ですが、Windows11のインサイダービルトを使用しているユーザーから奇妙なバグの報告があり、その副作用としてエクスプローラーのパフォーマンスが向上するといった現象が発生しているようです。その方法をご紹介しましょう。とても簡単です。

　その方法はファイルエクスプローラーを開いたときにF11を押して全画面にします。エクスプローラーが全画面になった後、もう一度F11を押して通常画面に戻します。すると、サムネイルとディレクトリの読み込み時間、および検索は、過度ではないにしても、かなりの方法で短縮されます。
　この方法はインサーイダープログラムを使用しているユーザーで確認できており、中には安定版のWindows11でも効果があるみたいです。
　
　　実際管理人も試してみたところ、若干エクスプローラーの読み込みが早くなった感じがします。ちなみに使用しているのはWindows11の安定版です。

　　考えられる技術的な説明として、Windowsの「イースターエッグ」の専門家であるAlbacoreは、スレッドでこの「バグ」に関するコメントを出しています。

「効果は、平凡なサムネイル生成パフォーマンスの修正から検索の速度低下まで多岐にわたるようです...この時点で、全画面表示スイッチによっていくつの奇妙なイベントハンドラが壊れているかを尋ねるのは怖すぎます。」

　Albacoreによると、エクスプローラーのパフォーマンスの低下(安定と不安定の両方)の原因は、Microsoftが新しいシェル関数を追加できるようにするランタイムライブラリであるUDK(ドッキングされていない開発キット)の誤用に関係しています。

「製品版(つまり安定したバージョン)でドッキングを解除することは悪夢です。[...]高速な設計とコードの反復には最適ですが、ファイルエクスプローラーのような忙しいものにこのような包括的なプラグインシステムを追加するとオーバーヘッドが発生するため、優れたパフォーマンスには絶対的な悪夢です。」

「Windows 11の最初のバージョンに取り組んでいたとき、ドッキング解除は、この理由だけで、Insiderバージョンに厳密に制限されたテクノロジーになると想定していました。UDKベースのシェルで最終製品を見る...痛い」

とのことで、この副作用のバグは出来れば修正してもらいたくないと個人的に思います。ぜひ試してみてください。