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 最近、Msedgewebview2.exeプロセスがあまりにも多くのCPUパワーを消費し、暴走しているといった問題が多く発生しているようです。以前にMsedgewebview2.exeの暴走を止める方法をご紹介しましたが、一部削除できない、または削除してもEdgeの更新で復活するといったコメントがありましたので、その場合の解決方法をご紹介します。
(この記事は以前のコメントで回答したものをそのまま記載しております。)
コントロールパネル見ても変更しか出ない場合はコマンドで強制削除を行うことができます。

まず、 Webview2の強制削除方法です。

Webview2のインストールファイル場所を確認します。

C:\Program Files (x86)\Microsoft\EdgeWebView\Application\117.0.2045.47\Installer

(この中の117.0.2045.47の部分はバージョンで変わりますので、現在使用しているバージョンのフォルダの名前で置き換えてください。)

この中のsetup.exeを--force-uninstallというコマンドで強制的にアンインストールをします。


管理者権限にてPower Shellを起動し、
次のコマンドを入力します。

cd "C:\Program Files (x86)\Microsoft\EdgeWebView\Application\117.0.2045.47\Installer"
.\setup.exe --uninstall --msedgewebview --system-level --verbose-logging --force-uninstall

これで強制削除されます。削除が成功すれば、次にバージョンアップした際のWebview2の自動インストールを無効にします。

レジストリエディタを管理者権限で開きます。

次のパスに移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\EdgeUpdate

キーの値: Install{F3017226-FE2A-4295-8BDF-00C3A9A7E4C5}をダブルクリックします。

値を0に変更します。

変更後、パソコンを再起動してください。

Webview2はEdge以外でも使用されているランタイムです。もし、どうしてもインストールが必要になる場合は値を1に戻してください。

この値の詳細は次の通りです。

値: 0 / インストールを無効にする
値: 1 / 常にインストールを許可する (推奨)
値: 4 / 常にコンピューター全体へのインストールが許可されますが、ユーザーごとのインストールは許可されません。
値: 5 / 強制インストール (コンピューター全体)


Microsoft 365 を使用している場合は管理センターから自動インストールを防ぐことができます。

WebView2 ランタイムの自動インストールを防ぐには、Microsoft 365 Apps管理センター (管理者アカウントを使用して)https://config.office.com) にサインインします。 次に、[ カスタマイズ>] [デバイスの構成]>[モダン アプリの設定] の順に移動します。
[Microsoft Edge WebView2] を選択し、[WebView2 ランタイムの自動インストールを有効にする] チェック ボックスをオフにします。

なお、グループポリシーではWebView2 ランタイムの自動インストールをオフにするポリシー設定 (グループ ポリシーまたはクラウド ポリシー) はありませんので注意してください。