2023
 今年もあと数日で次の年を迎えます。今年は国内・国外ともに激動の1年だったと言ええます。今年も最後に恒例の年初に予想した情勢についてどうなったか分析していきます。この検証についてはあくまでも個人的な見解の検証のため、専門家から見れは違うとの指摘もあると思いますが、あくまでも私個人が思っているだけですので、そこのところはご了承ください。ちなみに私は専門家でも何でもありません。単なる社会人ですので、素人考えとして受け止めてください。本日は後半の世界情勢の検証を行います。
B.海外の状況

予想:

1.ソーシャルメディアの統合
SNSMEDIA
 現在、動画配信やSNSなどソーシャルメディアと呼ばれているサービスはいくつもあり乱立状態になっています。そのため各運営会社はいろいろな手法を使って顧客の囲い込みを行っていますが、それでも厳しくなっているのが現状です。各運営会社は全盛期よりも収支が落ち込んできていることから、経営を維持するために今年は各メディアの大きな統合をおこなうかもしれません。それにより、過去のサービスを中止しながら新しいサービスに移行してもらうといったこともあり、それによっての混乱はあるものの時代の流れとしてユーザーは受け入れなければならない場面も出てくると思います。また、新たなプラットフォームも築かれ、新しいメディア体系も提供されるかもしれません。

結果:

 今年に入り、アメリカのソーシャルメディア大手「ツイッター社」が、CEOのイーロン・マスク氏の別の企業「X社」と合併し大きな話題となりました。また、後半にはLINEがYAHOOと合併しました。
 このように、ソーシャルメディアと呼ばれているサービス企業は顧客を囲い込みを加速させるために、他の企業と提携・または合併といった動きが加速しているのが現状です。スマホなどの端末がある程度普及したため、新たなユーザーをどうやって確保するといったのが難しい状況となり、大きなユーザーを持っている企業同士で業務提携を行うことにより、新たなユーザーを取り入れるといった手法で各企業は生き残りをかけている状況です。現在はネット上での顧客を拡大するといったのが主に行っていますが、来年以降は業種を超えた(例えばソーシャルメディアと自動車企業とか異業種間)の統合がおこる可能性があると思います。

予想:
2.仮想通貨の大暴落
ANGOU

 今年は昨年以上に仮想通貨の価値が下がると予想されます。一昨年から起きている取引所の経営難や仮想通貨の盗難・紛失などの事件が今年は昨年よりも多くなり、仮想通貨の取引の安全性が疑問視されることから、今までのような価値にはならなくなると思います。また、中国で行おうとしている独自の仮想通貨の取引も失敗し、結果として仮想通貨の取引の危険性が大きくなることから、投資家の間でも仮想通貨の取引を中止する動きが出てくるようになり、急速に価値の暴落が起こってくると思います。

結果:
  仮想通貨の価値は今年1年上昇傾向にありました。これは世界情勢が不安定なため、情勢の影響を受けにくい仮想通貨に投資等が多くなったのが原因と考えられます。ただし、一部の暗号資産(フレアやパレットトークン)などは下落傾向でした。取引所の経営難は今年もあり、米国大手であるBittrexは連邦破産法を申請しております。また、バイナンスも今年後半からさまざまなうわさが流れており、時間の問題?とささやかれております。現在はレートが上昇傾向にありますが、取引所の破産などが続くともしかしたら?実際どうなるかはわかりません。


予想:
3.スマホ・パソコンの今年のトレンドは「丈夫・長く使える」
SUMAHOIMG
 
 半導体不足が世界中の経済に影響しており、その中でもパソコン・スマホの生産においては深刻な問題となってきております。メーカーとしては新機能と搭載した商品を次々と投入しますが、販売台数は伸び悩み、逆にユーザー視点でみた「新機能はそんなにいらない。スペックも上位を選ばない。長く使える丈夫な商品」そんなスマホやパソコンなどが爆発的に売れると思われます。
 最近の機種は機能性が向上してきた分価格も高価な商品が多くなってきましたが、あまりにも高価すぎて手を出せないユーザーが多くなってきているのと、現在のスマホは多機能性になってきているおかげで、機種変更を行った場合にその後のデータ移行や設定変更等が、昔のガラケーの時代みたいに簡単にいかなくなっているのが現状です。
 現在スマホやパソコンの場合、新規需要を獲得するというのは難しく、買い替え需要をいかにとるかにかかっていますが、ユーザー側からすればこれ以降頻度に買い替えたくない・長く使える商品を購入したいのが現状で、そこに早く目をつけたメーカーが今年の勝利を獲得すると思われます。


結果:

  今年前半のスマートフォン新機種は、ミドルクラスを中心に機能・性能面の進化に乏しく、どちらかというと中低価格商品の販売が中心だったようです。しかし、今年後半に入りワンランク上の性能を備える機種が人気なようです。この現象になった影の存在としてGoogleの「Pixel」シリーズがあり、他の同じ価格帯のスマートフォンと比べて非常に高い性能を備えていることから、大人気となっているようです。
 また、来年から「1円スマホ」の販売が禁止されることもあり、その結果「1円スマホ」が終了する前に割引率の高いうちに買い替えを行うのが増えたことから、後半は高額なスマホも好調だったようです。
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予想

4.中国・韓国IT企業
TYUUKAN
 今年は中国・韓国IT企業は非常に厳しい経営を強いられます。倒産する企業も出てくるかもしれません。
 理由としてはみなさんも分かっている通り、中国・韓国の現在の経済状況は悪化しており、表向きは「コロナの影響」と分析されているみたいですが、実際にはコロナの影響よりも世界からの同国に対する企業の信用が急落しているからです。
 中国の場合は習近平の続投と人権の問題等によって今までみたいな経営ができなくなってきております。すべて党の監視下におかれてしまっているため、海外企業が撤退しているのと同時に、中国企業に対しては世界中から経済制裁の対象となっているのが現状です。
 韓国の場合は製品の安全性や信用性に対する問題が各世界中で問題となり、その結果韓国製品の締め出しやリコール・賠償問題など数々の問題が発生し、結果として販売が急激に落ち込むと思われます。

結果:
 中国・韓国の経済は現在は非常に悪い状態となっております。特に中国に関してはIT業界も含め、すべての業種が瀕死状態で、中国国内から世界各国の企業が撤退したのが大きな要因となります。この理由として、中国に対する世界各国の経済制裁もありますが、大きな要素として、人権問題が挙げられます。昨年あたりから習近平の続投により国内でより一層「自由」が奪われてしまっています。そのため、中国国内で商売を行うには非常に大きなリスクがあり、そのリスクが企業に対してではなく、現地で働いている日本人含めての外国人に対しても大きなリスクがあるからです。何かちょっとでもあると即逮捕されてしまうからです。
 また、現在の中国の政府(共産党)は資金が底をついているともいわれております。そのため、地方政府も財政難で、共産党は金持ちの国民から理由をつけて金を巻き上げているのが現状です。中国の地方政府の党員もボーナスというのは出たものの、その分を地方政府に寄付しなさい。寄付しないと・・・・といったことも起きているようです。
 韓国に関しては不景気状況が続いており、その理由は日本とは違い韓国の経済の80%は財閥を占めていることから、この財閥が現在どこの財閥もやばい状況になっているからです。この理由は簡単で、あまりにも韓国は文政権の時に日本を敵にし、その結果日本企業は韓国を相手にしなくなったことと、韓国企業はあまりにも上から目線の状態で世界中で商売を行ってきたため、他の国も韓国企業を相手にしなくなったことが大きな原因となります。韓国の不景気の理由は中国とは違い、財閥であるが上の企業の放漫な態度と、労働組合が大きな力をもっているための働いている従業員のいい加減さ、それによる製品・サービスの質の悪さ
があり、企業の信用がないためである意味「身から出た錆」と言えます。

予想:

5.インド企業の大躍進
INDO

 今までは世界の工場は「中国」と言われていましたが、その世界の工場が「中国」から「インド」になってきており、各企業は海外工場の拠点をインドにシフトしてきています。インド国内で有名な企業でも世界では無名に近い企業もいっぱいありますが、各企業がインドに進出することによってそれらの企業の存在が分かるようになり、業務提携・資本提携などを行いながら世界に進出する手がかりになるといった企業がいくつも出てくるかもしれません。全体的にみても中国の企業の存在価値が下がり、インドの企業の存在価値が飛躍的に伸びます。


結果:

 世界中でサプライチェーンの「脱中国依存」が起こっており、その結果各企業はインドへシフトしているのが現状です。2023年中にインドの人口が中国を上回り世界一となることや、地理的の観点から現在は影響を受けにくいこと、国家で「メーク・イン・インディア」という世界から投資を呼び込むことで製造業を発展させ、それを通してインド経済のさらなる飛躍を目指すプログラムを行っていることから今年に入り次々とインドに生産拠点を変更する企業が増えてきました。


予想:

6.「脱炭素社会・カーボンニュートラル」の実行に対する疑問視
CO2NEAU

 現在、地球の温室効果ガスの削減を行うために、2050年までにCO2の排出量を全体で0にすることを目標にしており、世界各国でさまざまは取り組みが行われております。しかし、この「カーボンニュートラル」を行うことによって、逆にさまざまな弊害もあり、今まではその点についてはあまり議論されてきませんでしたが、今年はそれらについて論議され、同時に実際のカーボンニュートラルの目標にも疑問符が出てくる年かもしれません。
TAIYOUKOU

 現在カーボンニュートラルを実行するために有力なものとして「太陽光発電」があり、昨年東京都でも新築の物件には太陽光パネルの設置を義務付ける条例を施行しております。ここ最近、太陽光パネルがあまりにも多くなってしまっており、古いパネルの処分方法やリサイクル方法などが決められておらず、一種の「都市公害」の原因となっております。また、台風などによって太陽光パネルなどが吹き飛ばされ、被害を拡大させているといったこともあり、これらの数々の問題についてはきちんと議論されないままただ目標に向かってしまっているのが現状です。しかし、これらの新たな公害・災害原因などが世界中でも問題されはじめ、カーボンニュートラルを実行させるために、これらの方法は本当に有効なのか?といった疑問もでてくるかもしれません。
 また、CO2を削減するために電気を活用する(電気自動車など)方法も、電気がストップした場合の災害時などには弱いことが分かり、電気は常時供給できる完璧なものではないといった議論もでてくるかもしれません。これらのことから、CO2の排出量を全体で0にするのではなく、CO2を回収しながら、カーボン値を下げていくといった新たな論議が始まると思います。


結果:
 やはりカーボンニュートラルについて「加熱しすぎではないのか」?」」といった意見も多く出てきているようです。そもそもカーボンニュートラルは「空気中のCO2を下げましょう」といったことから始まっていますが、この目標を世界各国の国ごとに目標を設定するのはおかしい訳で、空気には国境もなく、仕切りもないのに「この二酸化炭素はこの国の分」と数値を決めつけること自体無理があるのです。また新たなエネルギである「太陽光発電」や「風力発電」などが挙げられていますが、これらのものを製造・組み立てするにも二酸化炭素が排出されるわけです。
 カーボンニュートラルという取り組みそのものを否定する訳ではありません。脱炭素とても重要です。しかし、これを世界中で取り組みために、世界中で一緒に考えるわけではなく、お前らの国はこれだけ出してる、といった変な根拠もない数値でお互いの批判を付けている国際機関・これが大きな問題なのです。
 COP26(27)「気候変動枠組条約締約国会議」無駄な会議です。この会議に出席するためにみなさん飛行機できているでしょう?それだけでも二酸化炭素を出していませんか?その二酸化炭素の数値、きちんと来た国で数値に入れているのかな?
 排出量云々よりも、もう一度、この「気候変動枠組条約締約国会議」原点に戻って最初からやり直しと私個人的に思います。


 いかがでしたか、今年はいままでにないくらい世界的にも不安定な年だったと言えます。ただ一つ言いたいのは、国の都合で市民の命を奪うなということです。どんな理由をつけても戦いを指示しているひとはれっきとした犯罪者です。「神の名において」といういかにもすばらしく聞こえる言葉で正当性を主張してもダメです。どんな宗教の神も人殺しを指示しておりません。人殺しを支持する神・それは悪魔です。そんな宗教・指導者はさっさとこの世から消えてください。それだけです。


 このブログ、2016年から初めてさまざまな情報を提供してきたつもりです。しかし、今年に入り少し更新にも疲れが出てきてしまい、また個人的な忙しさから、後半毎日の更新を控えて都度更新にシフトしました。もちろん都度更新したおかでげ閲覧者数が少し減りましたが、内容を厳選したため、逆に「この記事がためになりました」などといった嬉しい言葉も増えたのも現実です。
 来年は毎日更新とまではいかないものの、少し今年後半のペースよりは上げていきたいと思います。また、Windows10が出てから、OSの安定性が増したことからトラブルなどの解決方法なども少なくなってきていますので、来年は国内・海外などの話題なども少し掘り下げて紹介していきたいと思います。今年1年間閲覧してくださった皆様ありがとうございました。今年はこれで最後の更新となります。
 次回の更新は緊急を除いて1月8日(月)の予定です。みなさん良いお年を、楽しい正月を向えてください。
私も正月は仕事ですが良い正月を向える予定です。それでは来年の次の更新まで楽しみにしてください。