
Windows10の無償アップグレードの期間が100日を切りました。今回のWindows10へのアップグレードに関しては、無償でのアップグレードではありますが、手法としては、狂乱に満ちているかのように強硬手段で半強制的に行わせようとしています。
Microsoft側ではWindows10へのアップグレードに関してはユーザー側の判断にまかせると言いつつも、勝手にスケジュールを予約しアップグレードしてしまったといったトラブル事例も数多く発生しております。
先日、6月22日に消費者庁でWindows10のアップグレードに関する注意喚起を発表しました。
http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/160622adjustments_1.pdf
(消費者庁の注意喚起文書 PDFファイル)
なぜ、Microsoftはそこまでの手段を使ってユーザーにWindows10へのアップグレードを行わせようとしているのでしょうか。ちょっと推測してみましょう
この推測に関してはあくまでも私の推測であり、個人の考えとして捉えてください。
まずは、MicrosoftのOS開発の中で最大の失敗は「Windows XPの時代が長かったこと」で、再び同じことを繰り返したくないことが挙げられます。

MicrosoftはWinodwsシリーズでユーザー向けのOS「Windows 95」を発売してヒットしました。それまでは「マウスで簡単に操作できる」というOSはマッキントッシュにシェアを奪われていましたが、AT機でマウス操作が出来るホームユーザ向けのOSとして「Windows 95」が発売になり、世界のシェアが一気に逆転しました。
その後アップグレードされたOS「Windows 98」が発売になり、「Windows 95」からの買い替えユーザにより人気となりました。その後、いくつかのWindowsも発売になりましたが、フル32ビットのアーキテクチャーのOSである「Windows XP」が発売されたときは、ネットワークの強化を中心に機能が改善されたため、ほとんどのユーザーは「Windows XP」に移行しました。
しかし、Windows95の時代と比べライセンス料金が高く、「Windows Vista」や「Windows 7」が発売されても、コスト面の問題から新しいOSに移行するユーザーはごく一部となっていました。そのためMicrosoftのWindowsの売り上げは減少となっています。
その後、「Windows XP」のサポートが打ち切り、ユーザーは新しいOSに移行せざるをえない状況となり、ユーザーは「Windows 7」に移行しましたが、ここで、Microsoftは「Windows 7」を第2の「Windows XP」のようにさせたくないと思っていました。現にその後の「Windows 8/8.1」が発売されたときは移行するユーザーが少ない状況でした。そのため、今回のアップデートに関してはいわば「反強制的」な方法でアップグレードを行わせようとしています。
では、なぜ今回のアップデートは「有料」ではなく期間限定で「無料」にしたのか?
背景にはAppleの存在があります。

Appleのパソコンに使用されている「OS X」のアップデートは「無料」で行えることにあります。これにより、世界で使用されているパソコンのOSのシェアが「OS X」に取られていっているためです。そのためMicrosoftではシェアを取り戻そうと禁断の手「無料」という方法を使ったわけです。MicrosoftはOSのシェアを取れればサービスなどの販売で売り上げが作れるという考えです。
無料アップデート期間が終了したら?
Microsoftでは無料アップグレードの延長はないと明言しています。しかしここで気になるのが、旧OSである「Windows 8/8.1」や「Windows 7」のサポート期間でしょう。特に「Window 7」のメインストリームのサポートは終了し、現在延長サポート期間となっています。また、この延長サポートも2015年8月に製品化された第6世代CPUでは2017年7月17日に終了となっております。最近のCPUの延長サポートが来年で終了となるという意味は...
そうです。Microsoftでは「Windows 8/8.1」や「Windows 7」の延長サポートを早期終了させる可能性が多いにあるということです。古い世代のCPUのパソコンでは、従来どおりWindows 7は2020年1月14日、Windows 8.1は2023年1月10日までとなっていますが、これを早期終了とする可能性があるわけです。
私の予想としてはMicrosoft側では「予想よりWindows10へ移行されたユーザーが多くりました。そのため、Windows 7やWindows 8/8.1のユーザーが少なくなったからサポート期間を短縮します」みたいな発表をすると思います。実際には移行しているユーザーは少ないのにもかかわらず、早期にサポートを終了して、Windows 10を購入させようとするかもしれません。
Microsoftの「闇の目的」は?
MicrosoftはWindows10以降新しいWindowsは開発せず、アップデートを使って最新のOSを提供していくと言っています。新しいWindowsは開発しない?売り上げはどうするの?と思いますが、ここには裏がありそうです。
Microsoftの次なる手、いわゆる「闇の目的」は
今、話題の「人工知能(AI)」だと思います。

Microsoftは人工知能の分野では少々遅れをとっています。なぜそう思ったのかというと、現在の最新OS「Windows10」はいろいろな操作情報などが「Microsoft」に送信されています。この情報が「ビックデータ」となり、人工知能を作る上で重要な要素となるわけです。みなさんが「Windows10」を使用すればするほど人工知能のデータの要素がMicrosoftに集まります。また、国によって当然「要素」が違いますので、その要素も分析できることができます。
MicrosoftはWindowなどのOSに対して「手詰まり」になってきたと思っているはずです。当然次のステップに向かっていかなければなりません。それに向かう下準備として最新OS「Windows10」を使用させ、ひそかに「データ収集」を行っているのではないのでしょうか。
まずは、MicrosoftのOS開発の中で最大の失敗は「Windows XPの時代が長かったこと」で、再び同じことを繰り返したくないことが挙げられます。

MicrosoftはWinodwsシリーズでユーザー向けのOS「Windows 95」を発売してヒットしました。それまでは「マウスで簡単に操作できる」というOSはマッキントッシュにシェアを奪われていましたが、AT機でマウス操作が出来るホームユーザ向けのOSとして「Windows 95」が発売になり、世界のシェアが一気に逆転しました。
その後アップグレードされたOS「Windows 98」が発売になり、「Windows 95」からの買い替えユーザにより人気となりました。その後、いくつかのWindowsも発売になりましたが、フル32ビットのアーキテクチャーのOSである「Windows XP」が発売されたときは、ネットワークの強化を中心に機能が改善されたため、ほとんどのユーザーは「Windows XP」に移行しました。
しかし、Windows95の時代と比べライセンス料金が高く、「Windows Vista」や「Windows 7」が発売されても、コスト面の問題から新しいOSに移行するユーザーはごく一部となっていました。そのためMicrosoftのWindowsの売り上げは減少となっています。
その後、「Windows XP」のサポートが打ち切り、ユーザーは新しいOSに移行せざるをえない状況となり、ユーザーは「Windows 7」に移行しましたが、ここで、Microsoftは「Windows 7」を第2の「Windows XP」のようにさせたくないと思っていました。現にその後の「Windows 8/8.1」が発売されたときは移行するユーザーが少ない状況でした。そのため、今回のアップデートに関してはいわば「反強制的」な方法でアップグレードを行わせようとしています。
では、なぜ今回のアップデートは「有料」ではなく期間限定で「無料」にしたのか?
背景にはAppleの存在があります。

Appleのパソコンに使用されている「OS X」のアップデートは「無料」で行えることにあります。これにより、世界で使用されているパソコンのOSのシェアが「OS X」に取られていっているためです。そのためMicrosoftではシェアを取り戻そうと禁断の手「無料」という方法を使ったわけです。MicrosoftはOSのシェアを取れればサービスなどの販売で売り上げが作れるという考えです。
無料アップデート期間が終了したら?
Microsoftでは無料アップグレードの延長はないと明言しています。しかしここで気になるのが、旧OSである「Windows 8/8.1」や「Windows 7」のサポート期間でしょう。特に「Window 7」のメインストリームのサポートは終了し、現在延長サポート期間となっています。また、この延長サポートも2015年8月に製品化された第6世代CPUでは2017年7月17日に終了となっております。最近のCPUの延長サポートが来年で終了となるという意味は...
そうです。Microsoftでは「Windows 8/8.1」や「Windows 7」の延長サポートを早期終了させる可能性が多いにあるということです。古い世代のCPUのパソコンでは、従来どおりWindows 7は2020年1月14日、Windows 8.1は2023年1月10日までとなっていますが、これを早期終了とする可能性があるわけです。
私の予想としてはMicrosoft側では「予想よりWindows10へ移行されたユーザーが多くりました。そのため、Windows 7やWindows 8/8.1のユーザーが少なくなったからサポート期間を短縮します」みたいな発表をすると思います。実際には移行しているユーザーは少ないのにもかかわらず、早期にサポートを終了して、Windows 10を購入させようとするかもしれません。
Microsoftの「闇の目的」は?
MicrosoftはWindows10以降新しいWindowsは開発せず、アップデートを使って最新のOSを提供していくと言っています。新しいWindowsは開発しない?売り上げはどうするの?と思いますが、ここには裏がありそうです。
Microsoftの次なる手、いわゆる「闇の目的」は
今、話題の「人工知能(AI)」だと思います。

Microsoftは人工知能の分野では少々遅れをとっています。なぜそう思ったのかというと、現在の最新OS「Windows10」はいろいろな操作情報などが「Microsoft」に送信されています。この情報が「ビックデータ」となり、人工知能を作る上で重要な要素となるわけです。みなさんが「Windows10」を使用すればするほど人工知能のデータの要素がMicrosoftに集まります。また、国によって当然「要素」が違いますので、その要素も分析できることができます。
MicrosoftはWindowなどのOSに対して「手詰まり」になってきたと思っているはずです。当然次のステップに向かっていかなければなりません。それに向かう下準備として最新OS「Windows10」を使用させ、ひそかに「データ収集」を行っているのではないのでしょうか。
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