
長年にわたるコンピュータの使用でデバイスの容量が不足している場合や、アプリやゲームを別のドライブに整理したいと思った場合、Windows 10および11では、既にインストールされているアプリをSDカード、microSD、USBフラッシュドライブ、外付けハードドライブなどに簡単に移動することができます。ここでは、インストール済みのアプリを別のドライブに移動する方法について説明します。
Windows 11にインストールされたアプリを新しいドライブに移動する手順は以下の通りです。
- Windows 11で「設定」を開きます。
- 「アプリ」を選択します。
- 「インストール済みアプリ」ページを開きます。
- アプリのメニューから「移動」を選択します。
- アプリを移動する新しいドライブを選びます。
- 「移動」ボタンをクリックします。
これで、既にインストールされているアプリが新しいドライブに移動されます。
Windows 10でインストールされたアプリを新しいドライブに移動する手順は以下の通りです。
- Windows 10で「設定」を開きます。
- 「アプリ」を選択します。
- 「アプリと機能」を選択します。
- 移動したいアプリまたはゲームを選びます。
- 「移動」ボタンをクリックします。
- アプリを移動するドライブを選びます。
- 再度「移動」ボタンをクリックします。
これで、アプリが新しいドライブに移動されます。
アプリを別の場所に移動する際は、取り外し可能なドライブではなく、常に接続されているドライブを使用することをお勧めします。ドライブが取り外されている間は、アプリは実行されませんし、アプリの起動中にドライブが取り外されると、アプリが破損し再インストールが必要になることがあります。
この機能をサポートしていないアプリを移動する場合は、システムの既定のインストール場所を変更し(Windows 11の場合はこちらの手順を参照)、アプリをアンインストールしてからMicrosoft Storeから再インストールすることができます。これにより、アプリは新しい場所に自動的にインストールされますが、アプリによってはデータが失われる可能性があります。
この機能は、ディスク容量が限られているラップトップやタブレット、またはmicroSDカードやSDカードスロットを使ってストレージを拡張できるデバイスに特に便利です。ゲーミングPCをお持ちの方で、Microsoft Storeから購入したゲームをメインドライブ以外の場所に移動したい場合にも役立ちます。
ただし、すべてのアプリがこの機能をサポートしているわけではないので、組み込みアプリや一部のデスクトップアプリケーションなどは移動できないことに注意してください。
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