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 Windows10の無料更新が終了し、いろいろと話題になりましたが、実は密かにもう一つのWindowsが注目を集めています。Windows Nano Serverと呼ばれるWindowsです。
 このWindowsはどんなWindowsなのでしょうか?

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 Windows Nano Server は次期WindowsServerであるWindows Server2016に用意される
最小構成のServer用のOSのインストールオプションとなり、「徹底した軽量化」をコンセプトで設計されました。今回は英語版のみの提供となります。
 うわさでは「Windows Serverコンテナー」や「Hyper-Vコンテナー」を実行できると言われています。 
 この「コンテナー」とはOSの仮想化の手法の一つで、1 つのシステムで複数の独立したアプリケーションを実行できるようにする新技術です。これらは「コンテナーランタイム」と呼ばれるプログラムを使用して動作させます。
 実際使用したことがないので良く分かりませんが、おそらくWindows Nano ServerというOSは下位の部分の基本的な動作だけで、実際にはこの「コンテナー」ごとに各種設定などを行っていき、「コンテナー」ごとに独立させて動かすといった感じだと思います。
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 なぜ注目を集めているかと言いますと、通常のWindows Serverとは違い、とても軽いという点が挙げられます。通常のWindows Serverの場合、必要なハードディスク領域は約3GB、メモリも最低でも2GB以上必要になります。(Windows Serverのエディションによって違ってきます。)しかし、今回のWindows Nano Serverはメモリも512MB、ハードディスク容量も500~600MB程度あればインストール出来るということであり、サーバーへのOSの負担が軽くなるのが特徴です。

 実際の画面や機能などは現在調査中であります。プレビュー版なども英語版なので、情報
が少なく、インストールしてはみたものの、どうやって使用するの?などといった所でみなさん悩んでいるようです。

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 現在までに分かっている情報は、設定などはすべてリモート管理で行うようで、ホスト側の画面は操作の画面がないみたです。また、現在OSで主流である「GUI操作」(現在のWindowsなどのように、画面感覚で操作するもの)がなく、すべてコンソール形式で操作するようです。OSの軽量化を図るために負担が大きいGUI操作を捨て、MS-DOS時代のように、命令の入力での操作にしたと思います。

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 各記事での評価はとにかく軽い、起動が早いといった高評価もあり、マルウェア対策やセキュリティ対策もしっかりとられているようです。また、インストールにかかる時間も約4~5分というとても速いセットアップも実現しているようです。
 ただし、実際の使用方法や運用方法・設定の方法などはあまり情報がなく、正式版の発表時と同時にいろんな情報が分かってくると思います。
 今回提供されるWindows Nano Serverは「超軽量」ながらも実は「奥が深いOS」なような感じがします。
 このWindows Nano Serverは現在、主流になりつつある「クラウドサービス・ホスティング」で、軽量なOSとして使えるのではないのかということから今回注目が集まっています。 
 
 Windows Server2016の発売開始は2016年9月の予定であり、その前にMicrosoftから正式な機能の紹介があります。この紹介でこのWindows Nano Serverの機能の全貌を見ることができ、その後のWindows Serverシリーズの中でも重要なOS機能となってくると思います。

 今回は、注目を集めているWindows Nano Serverの簡単な概要部分だけを紹介してきました。
これから情報が入り次第、Windows Nano Serverの新機能や優れた技術などを追って紹介していいたいと思います。