Windows

 Windows10が発表されてから1年が経ちました。今月の8月2日にAnniversary Updateがあり、最新Windowsを体験されている人も大勢いるでしょう。今回の当ブログでのAnniversary Update関連の記事への閲覧数も多く、今回はかなり期待された通りのOSだったと思います。
 しかし、何らかの理由(ハードの互換性の問題など多種多様だと思いますが)で今回Windows10 へのアップグレードを見送った人も多いと思います。注意しなければならないのが今後のMicrosoftのサポートの件です。もう一度Windowsのサポート期間をおさらいしてみましょう。



support


1.OSのサポート期間

 MicrosoftのOSのサポート期間は「メインストリームサポート」と「延長サポート」の2種類があります。
 「メインストリームサポート」とはOS全体のサポートを行い、OSのシステムバグの修正や機能強化、また、付属するサービスソフトウェアのアップグレードなどを行います。当然、メインストリームサポートの場合はOSの脆弱性などが発見された場合、修正パッチなども配布されます。

 一方、「延長サポート」はWindowsのシステムのサポートはあと行わないということです。当然OSの不具合やバグ等が発見されても修正はいたしません。「延長サポート」でサポートが行われるのは、セキュリティーなどで「重要な発見」などがあった場合のみパッチが適用されます。それ以外のサポートはMicrosoftが緊急だと特例措置を行わない限り、修正パッチなどの適用はありません。家電製品で言う「製造終了で部品の提供のみ行われる状態」と同じことで、OSとしては「もう古いOS」の分類となります。

 
 各Windowsのサポート期間は今現在では次の通りです。
 
 Windows 8/8.1 メイン:2018年1月9日  延長:2023年1月10日
 Windows 7   メイン:2015年1月13日 延長:2020年1月14日
 Windows  Vista メイン:2012年4月10日 延長:2017年4月11日


 上記を見てわかる通り、Windows7のメインストリームのサポートはもう終了していることが分かります。
 
 サポート期間で「今現在では次の通りです。」と表現しましたが、実は上記のサポートh日付よりもMicrosoftは延長サポート期間を短くする可能性が出てきました。

CPUi7


 先日の報道でもニュースになりましたが、第6世代と言われている最新CPUを使用したWindows7の「延長サポート期間の終了」が2017年7月17日となりました。
 また、同CPUのWindows8の「延長サポート期間の終了」も2017年07月17日で終了となります。


 古いCPU搭載の端末なら分かりますが、最新のCPUの端末のサポートを早期に終了するということは、何らかの形で他の延長サポートを早める可能があります。

 また、現在のWindowsの修正パッチの場合、最新の修正パッチをインストールしていない限り、次の修正パッチをインストールできないというような仕組みに変わっています。いわゆるWindowsのビルド番号が古いと新しい修正パッチが適用できないことになります。
 
 ということは、名目上「延長サポート」の日付は動かさないものの、以前の修正パッチの公開終了を早めれば、メインストリームのサポート時に最新パッチを入れなかった人は事実上の「延長サポート終了」と同じことになります。

 Microsoftは当初Windows10への無償アップグレードへの目標台数に対して、実際にアップグレードを行った台数が少なかったと発表しています。その点からも現在のWindows8以前のサポートを早めてWinodws10への移行を行わせる可能性もあります。
 いろいろな原因がありますが、やはりWindows XPのサポートが長すぎたのが多きな原因だったと思います。その後、Windows XPのユーザーのほとんどはWindows7へと移行しましたが、最新OSであったWindows8への移行へは少なく、Windows 7をWindows XPと同様のようにしたくないのがあります。
 Microsoftも商売をしなければなりませんから最新のOSへユーザーを移行させた方がいいに決まっています。

Ie


2.IEのサポートの期間 


 セキュリティの問題でOSのサポート期間とは別にIEのサポート期間があります。特にブラウザはインターネットに直接関係するところであり、セキュリティ面でも重要な部分となります。
 IEのサポートについては、そのOSにおける最新のIEのみのサポートだけとなり古いバージョンのIEはサポート外となります。IEのサポート期間はOSの延長サポートが終了と同時にIEのサポートも終了します。


3.「延長サポート終了」までの対策
 
 「延長サポート終了」までWindowsを使うためには、やはりOSを最新の状態に保つことが一番重要になります。アップグレードが面倒だからといって絶対更新を拒否しないでください。セキュリティが弱くなります。必ず早い段階で最新のパッチを適用することをおすすめします。
 また、「延長サポート終了」までぎりぎり使用することを考えてはいけません。どこかの段階で最新OSに移行するか、ハード的に問題がある場合は、最新のOS搭載の機器に買い替えることをおすすめします。
 あと、もう一つ重要なのは「バックアップ」をとることです。「延長サポート期間」はサポートは行うものの、何があるかわかりません。定期的に需要なデータをバックアップをすることをおすすめします。バックアップのソフトに関しては、後日フリーソフトながら高機能なソフトをご紹介いたしますのでぜひ検討してみてください。


 今回のWindows10からバージョンは高速リリースとなり、常に最新の状態になるようサポートされています。そのため機能なども一新される場合などがあります。OSの移行はバージョンが最新のバージョンと現在使用しているバージョンの間が離れるにつれ移行作業が難しくなり、インストール時のトラブルも増える原因となります。ぜひ早めのOSのアップグレードを検討してください。